(▼妻が書いた記事です。)
先日、初めて横須賀美術館へ行ってきました。
夫の友人から「良い所だよ」と聞いていたので、ぜひ行ってみたいなあと思っていた場所なのです。
9月末に、ちょっと遅い夏休みをとって行ってきました。
実際に行ってみると、本当に素敵な美術館でした。
美術館の手前には芝生の庭、向かいには海が広がっていて、とても清々しい気持ちになります。
自然と調和しているような佇まいの美術館です。
そして嬉しいことに、企画展では「長新太の脳内地図展」が開催されていました。
長新太さんは、1949年に漫画家としてデビューしてから2005年に亡くなるまで、
漫画家・イラストレーター・エッセイスト・絵本作家として多岐にわたってご活躍された作家さんです。
長新太さんの絵本は、奇想天外なストーリーが魅力的で、ページをめくる度にとてもわくわくします。
(今回の展示では扱われていなかったのですが、私は『なんじゃもんじゃはかせのおべんとう』という絵本が子どもの頃から大好きです。)
会場には、絵本や漫画の原画と併せて、実物の絵本も20冊ほど置いてありました。
せっかくだから全部読んでいこうと思い、1時間ほどかけて置いてあった絵本を全て読みました。
とてもボリュームを感じたのですが、長新太さんは31歳の頃から絵本を描きはじめて
77歳で亡くなるまでに、なんと400冊以上もの絵本を制作されたそうです!
展示会場にあったものは、長新太さんの作品のほんの一部だったのだと思うと、
大学生の頃、美術教育の先生が「量が質を作る」というお話をしてくださったことを思い出しました。
それと同時に、これから私自身も手を動かしながらこつこつと作品制作に励んでいきたいなと改めて思いました。
別館の谷内六郎館には、昭和の子どもたちの日常が感じられる可愛らしい絵が沢山飾ってあり、こちらもとても楽しめました。また、美術館に併設されているレストランは、ゆったりした雰囲気で、ご飯もデザートも美味しかったです。
穏やかな気持ちになれる美術館でした。時間を見つけてまた行きたいなと思います。
*横須賀美術館さんのWEBサイトはこちら*
http://www.yokosuka-moa.jp
コメントをお書きください